Tierion殿のノード建てについて



 

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仮想通貨でブイブイ言わせている皆様おはようなのじゃ。

 

今日はTierion殿のノード建てについて、やさしく丁寧に解説していくのじゃ。

「Tierionって何?」って御仁は回れ右するのじゃ。そんなんワシだってわからんから!

 

 

それとこの記事は全て自己責任で頼むのじゃ。環境壊れたと言われても知らぬ。

ワシは壊れなかったし(真顔)

 

  

ノード建てに必要な情報サイト

1・公式

medium.com

 

2・Github

github.com

 

上の二つのページは何度も行き来するので、お気に入りにでも叩きこんでおくのじゃ。

 

サーバー要件

1・ハードウェア要件

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2・OS要件

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というわけでハードウェア要件はかなり緩いのじゃ。どこのVPSを借りるにしても最低ランクの要件となっておる。ただ問題はOS側の要件でLinux系OSしか対応しておらんのじゃ。Microsoftと提携しておるのにWindowsが対応していないという、開戦と同時に謀反起こすTierionの勇猛っぷりに惚れ惚れしてきたのじゃ。

 

VPSレンタル

ワシはDigitalOceanを選んだのじゃ。

www.digitalocean.com

 

とりあえずクレジットカードを登録し、レンタルする環境を選択するのじゃ。

ちなみにワシはこのblogを参考にさせてもらったのじゃぞ。

yutapon.hatenablog.com

 

・月5ドルの最安環境

・OSはUbuntu メモリ 512MB Disk 20GB

・リージョンはデフォルトのニューヨークを選択

これらをポチポチと進めていくと、あっという間に環境ができあがるのじゃ。

オプションは基本的に何もつけておらん。ノード建てるだけじゃし。

最後まで設定終わらせると、このような画面になるはずじゃ。

 

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ここまでで消耗している御仁はおるか?さらなる消耗はここからじゃぞ。

DigitalOcean殿はWeb上のUIからもログインできるのじゃが、コピペができない、日本語キーボードが対応していない、重いのヘレン・ケラー殿も驚く3重苦を抱えておる。

 

もうここは諦めてwindowsmacから接続してしまった方が楽なのじゃ。

 

SSH ログイン MAC

まずはターミナルを起動

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ターミナルを立ち上げてsshを起動せぃ。

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ssh -l root [xxx.xxx.xxx.xxx]を入力じゃ。

[xxx.xxx.xxx.xxx]はDigitalOceanのVPSIPアドレスじゃ。

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このモザイクになっている所が192.168.1.1だった場合

ssh -l root 192.168.1.1

と入力するのじゃ。

 

するとパスワード入力する画面が出ると思うが、パスワードはDigitalOceanからメールが届いているはずじゃ。それにパスワードが書いてあるので、そのまま入力するのじゃ。ただ最初はログインパスワードを変更するように出てくるのじゃ。

192.168.1.1の場合での入力手順を並べておくのじゃ。

  1. ssh -l root 192.168.1.1
  2. 届いたメール内記載のパスワードを入力
  3. パスワード変更を求められるので、2番と同じパスワードを入力
  4. 新しいパスワードを入力
  5. 再度新しいパスワードを入力

この5手順で行けたと思うのじゃ。抜けがあったら指摘してほしいのじゃ。

 

SSH ログイン Windows

(1)ssh用ファイルダウンロード

まずはここへアクセスしssh接続ができるようにするのじゃ。

github.com

 皆が使っているOSに合わせて「OpenSSH-Win32.zip」「OpenSSH-Win64.zip」のどちらかをダウンロードするのじゃ。

 

(2)ファイル設置

まずワシはCドライブの直下にsshというフォルダを作成したのじゃ。

そこにダウンロードしたファイル一式を移しておる。

 

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(3)環境変数の登録

 

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画像のようにユーザー環境変数で「C:\ssh」を追加するのじゃ。

すると先ほどダウンロードしたものがコマンドプロンプトで動くようになるぞ。

ただしここでPCの再起動は忘れずにな。

 

(4)コマンドプロンプト立ち上げ

windowsマークをクリックして 「cmd」と打ちenterを押すのじゃ。

するとコマンドプロンプトが立ち上がるのじゃ。

 

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画像のように

ssh root@[xxx.xxx.xxx.xxx]

を打ち込むのじゃ。

[xxx.xxx.xxx.xxx]内はmac編で記載したようにDigitalOceanのVPSIPアドレスじゃ。

ここからマックと同じ手順じゃ。一応再掲。

 

するとパスワード入力する画面が出ると思うが、パスワードはDigitalOceanからメールが届いているはずじゃ。それにパスワードが書いてあるので、そのまま入力するのじゃ。ただ最初はログインパスワードを変更するように出てくるのじゃ。

192.168.1.1の場合での入力手順を並べておくのじゃ。

  1. ssh root@192.168.1.1
  2. 届いたメール内記載のパスワードを入力
  3. パスワード変更を求められるので、2番と同じパスワードを入力
  4. 新しいパスワードを入力
  5. 再度新しいパスワードを入力

 

インストール編 

はっきり言うのじゃ。ここから先、めちゃくちゃ簡単じゃ

macwindowsも共通じゃ、もう今夜の山は超えておる。

 

(1)インストール

curl -sSL https://cdn.rawgit.com/chainpoint/chainpoint-node/13b0c1b5028c14776bf4459518755b2625ddba34/scripts/docker-install-ubuntu.sh | bash

 

これをこのままcurlからbashまで全てコピって、貼り付けてEnter押すのじゃ。

 

(2)階層移動

cd ~/chainpoint-node

これもこのままコピペじゃ。

 

(3)envファイルコピー

cp .env.sample .env

これもこのままコピペ。

 

(4)envファイル編集

vi .env

これでenvファイルの編集に入れるのじゃ。

ファイルを開いたら[i]キーを押せばファイルの編集が可能になるのじゃ。

 

(5)アドレスとURIの編集

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この下の方にある2モザイクに注目じゃ

NODE_TNT_ADDRESS と CHAINPOINT_NODE_PUBLIC_URI の2箇所じゃ。

 

NODE_TNT_ADDRESSにはTNTが格納されているイーサリアムウォレットのアドレスを

入力するのじゃ。

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仮に0x11111というアドレスじゃったら

NODE_TNT_ADDRESS=0x11111

と書き換えればOK。

 

CHAINPOINT_NODE_PUBLIC_URIはhttp://の後ろにDigitalOceanのVPSIPアドレスを書くだけじゃ。

仮に192.168.1.1というアドレスじゃったら

CHAINPOINT_NODE_PUBLIC_URI=http://192.168.1.1

と書き換えればOK。

 

(6)編集の終了

viモードの終了は

・escボタン押下

・:wq! を入力することでファイルを保存し閉じてくれるのじゃ。最初のコロンと最後のエクスクラメーションを忘れぬようにな。

 

いよいよノード建て

(1)念のため階層移動

cd ~/chainpoint-node

そのまま入力

 

(2)立ち上げコマンド実行

make up

これがノード立ち上げコマンドじゃ。

実行するとなにやら画面上で色々な文字がでてくるはずじゃ。

 

(3)確認1

make ps

 

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 このように出てくればOKじゃ。

 

(4)確認2

make logs

 

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このままblock数増えて行ってれば大丈夫じゃ。

 

(5)確認3

https://a.chainpoint.org/nodes/0x......

最後の0x.....の所はイーサリアムウォレットのアドレスに書き換えるのじゃ。

そこにブラウザでアクセスし、全て[true]が表示されていれば問題ないのじゃ。

※9/18のアップデートでアクセスできなくなったのじゃ。

 

credit購入

最後にcredit購入の必要があるのじゃ。

1TNTで200creditとなり、最低10800creditが必要らしいのじゃ。

つまり54TNTをクレジットに交換せなければいかんのじゃ。

 

やり方は簡単。上でNODE_TNT_ADDRESSに入力したイーサリアムのウォレットから

【0xddfff2b78463ab1ca781e853bb888fdfd06083d3】へ54TNTを送るだけじゃ。

送り方は省略じゃ。ただし取引所から送るのはダメじゃ。ちゃんとウォレットから送るのじゃぞ。

※これも2018年4月現在必要無しじゃ

 

そしてウォレットには最低要件として2,500TNT 5,000TNTも必要じゃ。入れておくのを忘れぬように注意するのじゃ。

 

最後に注意事項

(1)サーバーセキュリティ設定

これはノード立ち上げだけに絞っているので、セキュリティには一切触れていないのじゃ。様々なページを参考に頑張ってもらいたいのじゃ。

 

(2)アドレス間違い

credit交換送付の際はアドレス間違いのないようにな。

 

(3)リワードについて

ワシまだ一回も当たってないから!むしろこれであっているのかもわからんくらいじゃよ。

 

(4) 参考にさせていただいた御仁

twitter.com

ワシよりも早くノード建て完了しておったのじゃ。DigitalOceanもこの御仁のtweetを参考にさせてもらったのじゃ! 感謝!

 

twitter.com

カニカマ殿。夜遅くまで環境構築の助言してもらったのじゃ。感謝なのじゃ。

 

twitter.com

ワナビスタ☆殿。同じく夜遅くまで助言いただいてたのじゃ。同じく感謝じゃ!

 

さてさてみなさんお疲れ様なのじゃ。これで一旦は終了じゃ。走り書きですまぬのぉ。夏休み終了をあと一週間に控えたJDが、まさかのTNTノード建てブログ作るとは夢にも思わなかったわい。台風が憎いのじゃ。

皆で6,500TNTが当たるまで、make logsでblock進むの眺めておるがよい。